信州〈長野〉より産直通販りんごの竹ノ内農園

カート

竹ノ内農園の紹介

竹ノ内農園は70年前に初代 隆治(祖父)が戦後りんごの木を植え基礎土台を作り、二代目 公(父)竜子(母)が発展させてきました。2016年に農園に就農して引き継いだ私はその翌年Webサイトを立ち上げ、より品質の高い林檎を目指し、今後も新たな取り組みをしながら成長につなげていきたいと考えております。
先代達に感謝しながら、謙虚にお客様の声に耳を傾け、更に美味しいりんごをお届けできるよう家族一丸となって精一杯頑張ります。

りんご栽培に最適な豊野町

当園のある長野市豊野町は善光寺平(長野盆地の通称)より200mほど高い標高500mの丘陵地にあり、北信五岳(飯縄山・戸隠山・黒姫山・妙高山・斑尾山)という2,000m級の山々に囲まれています。「りんごの町」として有名な飯綱町(旧三水村)の隣に位置しており、自然に恵まれた環境の中、美味しい果物が収穫できる『りんご・ぶどうの里』として親しまれています。

恵まれた土壌と気候

豊野町の土壌は粘土質で水はけの良さが木の成長を支えています。また内陸性気候のため昼間は暑く夜間に冷え込みます。しかしその大きな寒暖差があることで養分をたっぷりため込むことが出来、濃厚で甘味酸味が絶妙なバランス出来の林檎になります。更に年間降水量が平均1,000ミリと少なく日照時間が長いことがりんご栽培に最適な所以です。

更なる栽培技術の向上へ

今は最適と言える栽培環境ですが近年温暖化が進み、今後どのような気候になるか分かりません。ですので、美味しいりんごを作るには技術も大変重要だと感じており、特に「剪定」はりんご作りに一番大事な作業です。最初は先代から技術指導を受けて活かしてきましたが、今でも選定のプロに弟子入りしており知識と技術を進化させています。より美味しいりんごが作れるよう今後も奮闘してまいります。

栽培のこだわり

農薬削減

農薬は害虫を駆除しますが多用すると害虫の天敵である益虫もいなくなり土が痩せてしまいます。 そのため農薬の散布量を当地比の7割程度に抑えています。

無肥料

肥料を無くし、樹が本来の生命力でりんごの甘味・味がより濃くなるように調整しています。ただ樹自体が弱ってしまわないよう剪定により木の生命力をいかし活力ある葉っぱで美味しいリンゴが栽培できる方法を勉強しておりますので自信をもって取り組んで参ります。

自然栽培

雑草も肥料の一部と考え、微生物にとって快適な環境になるよう除草剤は一切使いません。草は出来るだけ伸ばし刈り取りを遅らせることによって微生物の増える環境にもなります。
また降水量が少ないことから草を残す事で極度の乾燥を防ぐことができます。

家族紹介

昌宏(三代目 園主)

幼い時からりんご畑で遊んだり手伝いをするのが大好きで大自然の中で育ちました。専門学校を卒業後、某自動車ディーラーに就職して車両の仕入れを担当しながらも会社の休日にはりんご畑に行き手伝いをしていくうちに将来は竹ノ内農園を継ぎたいと思うようになりました。手伝いの傍らりんごの木作りなどを先代である両親から教えてもらい知識や技術を磨いてきました。
2015年10月に先代父が急逝したため後を継ぐことを決意。翌年2016年7月、会社を退職し竹ノ内農園の三代目として就農しました。そして会社員時代に培ったノウハウを活かしてホームページと通信販売サイトを立ち上げました。まだまだ日々勉強の毎日ですが、これからも美味しいりんごを作れるように頑張ります。

真理子(三代目 妻)

長野県千曲市出身。実家は農家ではないけれど実父は畑仕事が大好きで畑を借りて野菜を作っていました。私も一緒に畑へ行ってよく手伝いをしていました。
趣味のバレーボールがきっかけで主人と出会い2010年の結婚を機に竹ノ内家に嫁ぎました。畑仕事は好きだったので出産・子育ての傍らりんご畑のお手伝いをしていました。2015年10月、義父が急逝したときは本当に残念な気持ちでいっぱいでした。もっともっとりんご畑のこと、竹ノ内農園の歴史を教えてもらいたかったです。先代の意志を受け継ぎ竹ノ内農園を守っていこうと決意した主人を支えようと私も今年から本格的に『農業女子プロジェクト※1』や北信女性農業者からなる『NJ☆北信※2』に加入し活躍の場も広がりました。
大自然の中で子育てができて日々成長する姿を見るのが私の何よりの喜びです。これからも主人と一緒にりんご作りを頑張ります。

※1)農業女子プロジェクト…農林水産省が女性農業者の能力を社会に活かし就農者を増加させる目的で活動。
※2)NJ☆北信…北信エリア内の概ね45歳以下の農業女子が情報交換できる緩やかなネットワーク。

竜子(二代目 妻)

初代 隆治の長女で就農30年目。父である初代 隆治が亡くなった後に本格的に農作業を開始。夫の二代目 公は会社勤めをしながら朝、夕方と日曜日に納車業をやっていたので竜子が母 典子(初代 隆治妻)とともに畑を守りました。二代目 公が会社を退職後はりんご栽培に専念し、農地を拡大していきました。 お客様の喜ぶ顔が美味しいりんご作りの源で「りんごのオーナー制度」を始めたことで直接お客様とのつながりも増え、現在にいたります。

竹ノ内農園のあゆみ

昭和24年頃 初代 隆治が戦争より復員し、りんごを育て始める
昭和63年 二代目公・竜子が農園を継ぐ

竜子が主に作業。公は会社勤めをしながら兼業農家として朝・夕方・日曜日と作業を行い、祖母 典子も手伝う。

平成元年 旧豊野町*が推進する「りんごの木・オーナー制度」への参加

今でも沢山のりんごを収穫〜お届けし、多くのオーナー様に喜ばれております。
*2005年1月の合併により上水内郡豊野町は長野市豊野町になりました。

平成12年 公が会社を退職し、本格的に就農(親戚より畑を借りて規模拡大)
平成27年 公 永眠
平成28年 三代目として昌宏が就農
平成29年 当園ホームページの立ち上げ
令和4年 当園ホームページのリニューアル